TweetとNoteのあいだ

日記の亜種

鳥かご?

京の都が山に囲まれた鳥かごなのなら、ビルに囲まれたこの東京は? と一瞬考えた、けれど考えるまでもない、ここには牢獄の比喩がよく似合う。きっと無意識がそう言っている。

 

批評とは、無意識を白日のもとに晒す行為である。小説とは、無意識を意識・無意識の狭間に閉じ込めた世界の構築である。どちらが偉いわけではないけれど、僕はたまたま両方をやるので、否応なく自分の無意識と向き合い続けることになる。

 

目をあけたままなら逃れられない牢獄も、目をとじた虚構の解放区にいれば気にせずいられる。なるべく目を背けたままでいさせてほしい。